奥米地について

周辺地図

周辺マップ
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①新道(しんみち)の桜並木

いまあるのは第二代です。初代は100年くらい前に高中の人が植えたといいます。30本近くが咲き揃うと一見の価値があります。

②水谷(みずたに)あれこれ

知る人ぞ知る滝あり、以前はハコネサンショウウオが生息していました。この環境に手をつけないことが、後世への贈り物になります。

その滝は奥米地と中米地の境界「水谷」にあり、地元の人からは「水谷のお滝さん」の愛称で親しまれています。
滝の上にはかつて水谷神社が鎮座されていたといいます。しかし大嵐で流されてしまい、流れ着いた場所で祀られていましたが宝永7年(1710年)に現在の場所へ移されました。
徒歩で30分かかる場所にあるため地元の人もなかなか訪れることがない秘滝です。
冬には凍った滝が見られることもあります。

③あごなし地蔵

がまんできないほどつらい歯痛にご利益があると伝えられています。いまでもお参りする人が絶えません。

④水谷神社・田和神社

秋祭りに奉納される「ねってい相撲」は、いまの大相撲につながるといいます。「笹踊り(ほいやら踊り)」は古式ゆかしく伝統を感じさせます。

⑤歴史を考える道

県道上村養父停車場線はその昔出石藩が参勤交代に使いました。伊能忠敬が測量した際、北上班と南下班が合流したそうです。桂小五郎の姿も見えたとか。

⑥昭和橋

現在のものは1993年(平成9年)に完成しました。名前からして初代は80年以前と考えられます。地元にとっては村のど真ん中にある大切な橋です。

⑦ほたるの館・めいじ館・きらら

旧い建物を活かしており、落ち着きをもたらします。一方、ほたる資料館は利用が不十分で、みなさまからの工夫と知恵を広く募集しています。

⑧電話アンテナ塔 秘話

「村づくりに取り組む土地で(携帯電話が)使えないのはもってのほか」の某社のえらい人の一声で。同社のファンが急増しました。

⑨バンガロー、生き物の池

8棟あるバンガロー、いろりの家でのバーベキューで疲れた体を休めてください。トンボ、カエル、カブトムシなど生き物が身近に。

⑩宝積(ほうしゃく)寺

前住職は、かつてグループ・サウンズの一員でした。本堂で奏でるシンセサイザーを聞きながらの「音楽座禅」はパワースポットとなっていました。

【番外】往時を伝える民家

原則非公開です。間取り、風呂、吊り梯子など時間が止まったままです。犬走りの石は建築時のものがそのまま残っています。

【番外】ほたる米

安全でおいしい米の産地に・・・。2009年から販路拡大を目指し、減農薬を合言葉に面積の拡大と量の確保に取り組んでいます。

【番外】思わず舌鼓

コシのある「ねっていうどん」、素朴な「かりんちょ」、「おやき」など食材は地元産ばかりです。ごく普通の野菜や米を、自信をもってみなさんにお届けします。(現在は休止中です)

【番外】名手・達人・名人

保存食、季節料理、わら細工、山菜発見、漬け物など経験に裏打ちされた手ほどきをご希望の方にご披露・ご賞味いただけます。

【番外】モリアオガエル

水辺の木の枝に泡のような卵を産みつけます。生命の神秘さを教えてくれます。親にはヤマカガシやイタチ、タヌキなど、オタマジャクシにはイモリやヤゴなどの天敵がいます。一人(匹)前になるには苦難が待ち受けています。

【番外】ホタル

5月下旬にまず姿を見せ、6月中旬には最高潮に達します。これがゲンジボタルで一番大きい種類です。川でも清流を好みます。奥米地の代名詞になって時間がたちます。
次に現れるのがヘイケボタルです。淀んだ水辺に住みやや小型です。
最後に登場するのはヒメボタルです。特徴は水辺でなく山裾の低木付近で暮らしている点です。おもに水谷で見られます。
3種類が見られなくなると夏本番が近づきます。

周辺の風景

水谷の「お滝さん」

季節の草花